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国産ラム酒TRUCK Japanese Rum|和歌山発・クラフトラムの魅力を徹底解説 by TRUCK Japanese Rum

国産ラム酒TRUCK Japanese Rum|
和歌山発・クラフトラムの魅力を徹底解説 
by TRUCK Japanese Rum

執筆
浅野まむ ライター

TRUCK Japanese RumのWebライティングを担当。元バーテンダーで、認定資格「ウイスキーエキスパート」を所持。 スピリッツ全般の専門知識をもとに記事を執筆している。

監修
善利光雅 TRUCK Japanese Rum 代表

2023年にTRUCK Japanese Rumを設立。企画・原料選定から蒸留設計まで携わるプロデューサー。 和歌山県出身。

TRUCK Japanese Rum - 和歌山ラム酒 公式サイトはこちら

和歌山生まれのTRUCK Japanese Rumは、土地ならではの原料や自然環境を活かしてつくられるクラフトラムです。

なぜ和歌山でラム酒をつくるのか?その理由は、和歌山特有の酵母と多様な文化を受け入れる熊野の風土にあります。温暖で湿潤な熊野の気候、紀伊山地が育む清らかな水、梅や熊野古道から採取した酵母、これらが組み合わさることで他にはない独自のラム酒が生まれます。

本記事では、TRUCK Japanese Rumが生まれた和歌山・熊野の魅力と製造へのこだわり、2つの国産ホワイトラムについて詳しく紹介します。

TRUCK Japanese Rum|和歌山生まれの国産ラム酒

TRUCK Japanese Rumは、フルーツ王国・和歌山から生まれた国産クラフトラムです。

「飲み方は自由、製法は自由、味わい方は多種多様」をコンセプトに掲げ、原料選びから発酵、蒸留工程まで細部にこだわったラム酒を製造しており、います。和歌山県熊野の地から、地域の特色を活かしたオリジナリティあふれるラム酒を世界に向けて発信しています。

Rum from Kumano KodoPLUM 62といった国産ホワイトラムをつくっており、Rum from Kumano Kodoは世界遺産・熊野古道の土壌から採取された「古道酵母KODO.ec162株」を使用しています。PLUM 62は梅から採取した酵母と沖縄県産の黒糖を組み合わせたホワイトラムで、アルコール度数62%の力強いコクが楽しめます。各製品の詳細は後述します。

ラム酒がどのようなお酒なのか詳しく知りたい方は、ラム酒とはどんなお酒?原料・味わいから製法・おすすめ銘柄まで徹底解説も参考にしてみてください。


和歌山特有の酵母

TRUCK Japanese Rumの大きな特徴は、和歌山特有の酵母を使用していることです。

酵母はラム酒づくりで極めて重要な役割を果たす微生物で、発酵工程でエステルや有機酸といった香味成分を生み出し、ラム酒の香りや味わいの複雑さを決定づけます。使用する酵母によって香味成分が異なるため、酵母はラム酒の個性の源といえます。

TRUCK Japanese Rumでは、梅から採取した酵母や熊野古道由来の古道酵母といった土地ならではの酵母を採用しています。この独自の酵母がTRUCK Japanese Rumの複雑で多層的な味わいをつくり上げています。


熊野・紀伊山地の清らかな水

TRUCK Japanese Rumは、和歌山の清らかな水を使用しています。

和歌山は豊かな水に恵まれた地域で、紀伊半島に広がる紀伊山地の南東部は、年間降水量が3,000mmを超える日本有数の多雨地帯として知られています。紀伊山地の深い森林が長い年月をかけて雨水を濾過し、澄んだ水を育みます。

また、和歌山県は湧き水の宝庫としても有名です。名水百選に選ばれている「紀三井寺の三井水」をはじめ、県内各地に清澄な湧き水が多数存在しています。

この豊かな水環境がTRUCK Japanese Rumの品質を支えています。雑味のない良質な水は酵母の活動を促進し、香味成分の生成に重要な役割を果たします。


フルーツ王国・和歌山の魅力|全国屈指の生産量と多彩なラインナップ

和歌山県は果物の圧倒的な生産量と品質の高さから、「フルーツ王国」と呼ばれています。

梅の収穫量は60年以上連続で全国1位を誇り、 全国シェアの半数以上を占めています。紀州南高梅は高級な梅干しの代名詞として、全国に広く知られています。さらに、ミカン、柿、イチジクでも全国1位の生産量を維持しており、特に400年以上の歴史を持つ「有田みかん」は全国的に有名です。

富有柿をはじめとする甘柿の栽培も盛んで、他にも桃、スモモ、ブドウ、イチゴ、ブルーベリー、キウイ、メロンなど、多様なフルーツが一年を通じて栽培されています。

こういった果物は、サトウキビ由来の風味を持つラム酒と相性が良く、カクテルや漬けラムにして気軽に楽しめます。漬けラムを詳しく知りたい方は、ラム酒とフルーツを楽しもう|ラム酒漬けの作り方・カクテルを紹介を参考にしてみてください。 

和歌山の果物は観光資源にもなっており、県内各地ではフルーツ狩りが盛んに行われています。みかん狩りやぶどう狩りといった収穫体験は人気が高く、新鮮な果実を目当てに多くの観光客が訪れています。


なぜ熊野の地でラム酒なのか?|理想的な自然環境

TRUCK Japanese Rumが和歌山・熊野を拠点とする理由は、ラム酒づくりの理想的な条件が揃っているからです。「風土」「気候条件」「水資源と酵母」という3つの観点からその理由を紹介します。


多様な文化を受け入れる熊野の風土

熊野は、古くからさまざまな人々や文化を受け入れてきた土地です。

熊野には熊野三山という聖地があり、古くから多くの人々が参詣に訪れました。川や滝、巨岩に神が宿るという自然崇拝を起源とし、熊野は「よみがえりの地」とも呼ばれています。

来世の幸福を願う巡礼者は熊野古道(熊野参詣道)を通り、険しい道のりを超えて熊野を目指しました。

熊野古道や熊野三山は2004年に「紀伊山地の霊場と参詣道」としてユネスコの世界遺産に登録され、現在では国内外から多くの人々が訪れています。

このように、古来から異なる文化や宗教をもつ巡礼者を迎えてきた熊野には、新しいものを受け入れる寛容な精神が息づいています。多様性を受け入れ新たな試みを後押しする熊野の包容力が、TRUCK Japanese Rumの独創的なラム酒づくりを支えています。


温暖で湿潤な気候

和歌山は本州南端に位置しており、年間を通じて温暖な気候に恵まれています。特に熊野を含む県南部は日照時間が長く、冬も比較的温暖です。また熊野は日本有数の多雨地帯としても知られ、年間降水量が極めて多い湿潤な環境にあります。

この温暖で湿潤な気候は、ラム酒づくりの理想的な環境といえます。なぜならラム酒製造の重要な工程である発酵は、気候の影響を受けやすいためです。熊野の安定した気候のもとでは発酵が穏やかに進み、酵母は本来の特性を存分に発揮します。その結果、ラム酒の香りに厚みが加わり、複雑で奥深い味わいのラム酒が生まれます。


豊かな水資源と独自の酵母

ラム酒づくりを支える最も重要な要素が、熊野の豊かな水資源と個性的な酵母です。上質な水がラム酒をまろやかで上品な味わいに仕上げ、さらに梅の一大産地・和歌山ならではの梅酵母や古道酵母を使うことで、他にはない香味が生まれます。

TRUCK Japanese Rumはこれらの水と酵母を組み合わせ、この地のテロワールを体現するラム酒づくりに取り組んでいます。


おすすめのジャパニーズラム

ここからは、TRUCK Japanese Rumが手がける2つの国産ホワイトラムを紹介します。どちらも和歌山ならではの酵母を使用しており、それぞれ異なる個性を持つジャパニーズラムです。

ホワイトラムについて詳しく知りたい方は、ホワイトラムとは?味わいや魅力、飲み方や楽しみ方を徹底解説も参考にしてみてください。


Rum from Kumano Kodo|世界遺産由来の国産ホワイトラム

Rum from Kumano Kodoは、世界遺産・熊野古道の土壌から採取された酵母「KODO.ec162株」を使用した国産ホワイトラムです。熊野の深い森と静謐な自然環境が育んだ酵母が生む、複層的な味わいと香りが特徴です。

仕込み水には、紀伊山地を源とする清らかな水を使用しています。雑味のない上質な水が酵母本来の働きを引き出し、まろやかなスピリッツの土台をつくります。発酵には約2週間という長い時間をかけ、じっくりと醪(もろみ)を育てることで、酵母由来の香味成分を余すことなく引き出しています。

蒸留後は、ステンレスタンクで約半年間の熟成期間を設け、角の取れた滑らかな味わいに仕上げてから瓶詰めしています。

東京ウイスキー&スピリッツコンペティション2026(TWSC2026)において、金賞を受賞しました。TWSCはアジア最大級の蒸留酒品評会で、国内の専門家によるブラインドテイスティング審査のもと選定されます。国産ラム酒として、高い品質と独自性が評価されました。 

詳しくは、商品ページのRum from Kumano Kodo|熊野古道酵母が香る国産ラム酒・ジャパニーズラムもご覧ください。


PLUM 62|紀州の梅香る国産ホワイトラム

PLUM 62は、和歌山ならではの「梅から採取した酵母」でつくられた国産ホワイトラムです。サトウキビの濃厚な香味、紀州和歌山の芳醇な梅を思わせる香り、力強いコクとフルーティーな味わいが楽しめます。

Rum from Kumano Kodo同様に発酵には約2週間かけ、酵母由来の複雑で豊かな香りを引き出しています。蒸留液の最もクリーンな部分のみを丁寧に抽出し、アルコール度数62%と高めに調整することで、炭酸やジュースで割ってもラムらしい力強い風味が楽しめます。 

蒸留工程では最も純度の高い部分のみを丁寧に選別し、酵母本来の個性が際立つようアルコール度数は62%と高めに調整しました。

東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)2025においては、銅賞を受賞しています。詳しくは、商品ページのPLUM 62|和歌山の梅酵母が香る国産ラム酒・ジャパニーズラムもご覧ください。


TRUCK Japanese Rumが楽しめる和歌山のお店

TRUCK Japanese Rumを取り扱う、和歌山県内のお店を紹介します。和歌山を訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてください。


チッチの巣

ご夫婦で営まれているアットホームなバーで、時期によって手作りのタコライスやスパイスカレーといった食事も味わえます。ウイスキーを主軸にさまざまなスピリッツが楽しめる、地域に寄り添った居心地の良いお店です。

〒640-8265 和歌山県和歌山市小松原5丁目5-2
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ミルク&ビアホール 九十九

白砂のビーチで知られる観光地・白浜にあるダイニングバーです。店内には薪焚きの石窯があり、地元の旬の食材を使ったオリジナル料理が楽しめます。お酒はビールやワイン、カクテルなど充実しており、おしゃれながらも気取らない雰囲気のお店です。

〒649-2211 和歌山県西牟婁郡白浜町3309-22 銀座ビル1F
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焼鳥サツキ

歴史ある紀州備長炭を用いた、極上の焼き鳥を体験できるお店です。

〒649-2211 和歌山県西牟婁郡白浜町1384-15
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hale

「イタリア×フランス×熊野」をコンセプトに、和歌山・熊野の食材を活かした新しい郷土料理を提供する那智勝浦のレストランです。熊野の新鮮な食材をふんだんに使った料理を楽しめ、ナチュラルワインを中心とした店主厳選のお酒も堪能できます。

〒649-5335 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町築地4-4-19
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BAR BGM

熊野・新宮市にあるオーセンティックバーです。紀州の果物を使った季節のカクテルをはじめ、豊富に取り揃えたシェリーやウイスキー、キューバ葉巻を楽しめます。 

〒647-0016 和歌山県新宮市谷王子町1-3
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和歌山フルーツ×TRUCKのカクテルレシピ

TRUCK Japanese Rumと和歌山産の素材を組み合わせた、和歌山ならではのカクテルレシピを2種類紹介します。フルーツ王国の恵みを活かしたカクテルをぜひ試してみてください。

他のラムカクテルのレシピを知りたい方は、ラム酒カクテル16選|ロング・ショートのおすすめレシピを紹介の記事も参考にしてみてください。

モヒート

モヒートは、ミントの清涼感とライムの酸味が爽やかな定番カクテルです。シンプルな材料で作れる人気カクテルで、和歌山産のミントとライムを使えばTRUCK Japanese Rumの風味がより一層引き立ちます。

ベースのラム酒によって推奨する分量が異なるため、それぞれの分けて材料を紹介します。 

材料

Rum from Kumano Kodoでつくる場合

PLUM 62でつくる場合

作り方

  1. ロックグラスにライムを搾り入れ、そのライムもグラスに入れる
  2. きび砂糖とミントを入れ、香りが立つようにマドラーやすりこぎ棒で軽く潰す
  3. クラッシュドアイスを入れてラム酒を注ぎ、炭酸水を注いで軽くかき混ぜる
  4. 最後にミントを飾る

ラム・オレンジ(キューバン・スクリュー)

ラム・オレンジは、和歌山の柑橘ジュースとTRUCK Japanese Rumを合わせた、シンプルで飲みやすいカクテルです。ラム酒はオレンジ系のジュースと特に相性が良く、和歌山産の柑橘ジュースを使えばよりフルーティーな1杯が味わえます。

おすすめのジュースは、和歌山・重畳山の「ポンカン100%ジュース」や、不知火やはっさくの「100%ピュアジュース(伊藤農園)」です。特に、はっさくジュースで作るラム・オレンジは絶品なので、ぜひ試してみてください。

材料

  • Rum from Kumano Kodo(もしくはPLUM 62):30ml
  • 和歌山産柑橘ジュース:90〜120ml(お好みで調整)
  • 氷:適量

作り方

  1. 氷を入れたタンブラーにラム酒を注ぐ
  2. 柑橘ジュースを注ぎ、マドラーで混ぜる


「ラム酒は自由だ」和歌山から世界へ魅力を発信

和歌山県熊野から生まれたTRUCK Japanese Rumは、土地ならではの酵母と清らかな水、温暖な気候という恵まれた自然環境を活かした国産ラム酒ブランドです。

「飲み方は自由、製法は自由、味わい方は多種多様」というコンセプトのもと、フルーツ王国・和歌山の素材を組み合わせながら、ラム酒の新しい可能性を追求し続けています。

TRUCK Japanese Rumのラム酒は、ストレートやロック、カクテルなど好みのスタイルで楽しめます。和歌山の恵みが詰まった国産ラム酒を、ぜひ一度味わってみてください。